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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第3章 お天気ねえさん、本格デビュー
「ダメです!お坊っちゃま、舌が汚れてしまいます!」
「どうして?幸恵の体はそんなに汚れているの?」
うなじに舌を這わせて耳元で囁くものだから
浅香の甘い声がビンビンと鼓膜に響く。
「ダメ…ですってばぁ…」
遠の昔に女など捨てたはずなのに、
こうしてうなじに舌を這わせられると
男を忘れた砂漠のような女の園にオアシスのように泉が湧くのを感じてしまう。
「な、親父もお袋も留守なんだし…
男と女の…良いことをしようか?」
そう言って肩を優しく抱かれると
腰が勝手にモゾモゾと動いてしまう。
浅香の肩を抱く手がゆっくりと下降して胸元を狙ってきた。
「冗談はやめてください…
こんな年増の女になんか興味もございませんでしょ?」
「ところが、どうしたわけか
やけに元気なんだよなあ」
ほら、自分の手で確かめてごらん
そう言って幸恵の手を取って
浅香は自分の股間に導いてあげた。
「いやん…ダメですってばぁ…」
幸恵は自分の声に驚いた。
25年前に捨てたはずの悩ましい声を出してしまった。
自分の母親と、ほぼ同じような年増…
今まで幸恵を女として見たことがなかったのに
なぜだろう。やけに今朝は抱きたくて仕方ない。
「ね、黙っていればわかんないからさ」
イヤだ、ダメだと言いながらも
幸恵はさほど抵抗せずに浅香 準に身を任せてくる。
僕はもう童貞のお坊っちゃまなんかじゃないんだ、
女の体を知った立派な男なんだと
昨日は圭子に全てを任せて体を預けただけだったが、
自信に満ちた手は幸恵の体をまさぐり始めた。