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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第5章 ヘアメイクの八木沢くん

連れていってもらった八木沢の部屋は
ワンルームマンションの小さな部屋。

しかも、脱ぎ散らかした衣服がところ狭しとバラ撒かれているから、足の踏み場さえない。

「なに驚いた顔してんのよ
言ったでしょ、汚い部屋だけどって…」

「でも…まさかここまでヒドイとは…」

おネエ言葉で喋る八木沢だから
てっきり、体は男でも心は乙女で
ピンクに飾られたメルヘンチックな部屋を想像していただけに
この散らばりようは幻滅してしまう。

「あんたさぁ、私の事を『おかま』とでも思っているの?
私だって男なのよ
整理整頓が一番嫌いなのよ」

さて、どうする?と八木沢は聞いてきた。
早朝番組だから、あと数時間もすれば局に出向かなければいけない。
クタクタで眠りたかったけど、
眠ってしまうと起きる自信がなかった。

「やっぱりちょっとでも眠った方がいいわ
いくら私のテクニックでも
むくんだ顔はどうにも出来ないし」

ほら、シャワー浴びて寝るわよと
圭子は八木沢にタオルを渡された。

「あ、シャワーは…大丈夫です」

まさか木ノ下とラブホテルに行って
シャワーを済ませて来たとは言えずに
やんわりとお断りした。

「あら?オンナのくせに無精なのね
シャワーなんてものはね、何度浴びてもいいぐらいなのよ
お肌には潤いが必要なんだからね」

ほら、脱ぎなさいよと
無理やりワンピースを脱がされた。

「そうだ!良い機会だからシェービングしてあげるわ」
と洗面台からシェービングセットを桶に入れて
自分も一緒にシャワーを浴びるからと
圭子の目の前で脱衣し始めた。

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