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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第7章 視聴率ダウン
「疲れたな…お前の言うように風呂にでも入るとするか…」
「ええ、そうなさってくださいまし
旦那様が入浴している間にバスタオルとお着替えを用意しておきます」
「いや、それよりも…
こんなお願いをするのは申し訳ないんだが…
どうだい、一緒に風呂に入って背中を流してくれないか?」
「ええっ?ご一緒にですか?」
屋敷でメイドとして働いてきた25年間、
そんな依頼をされたのは初めてだった。
久にしてみれば
背中を流してほしいというのは嘘で
本当は労をねぎらって幸恵の背中を流してあげたいと
そんな思いやりから混浴を願い出たのだ。
「よ、よろしいのでしょうか?」
「よろしいもなにも、混浴しないと背中を流してもらえないだろ?」
「それでは…」
脱衣室で勢いよく服を脱ぐ久の体を見てはいけないと
幸恵は男が裸になるのを背を向けて目を閉じていた。
「ほら、何をしているんだ
お前も裸にならなきゃ話にならんじゃないか」
ほら、脱がしてやろうか?と
久の手が幸恵の肩を抱いた。
「もったいない!
旦那様の手を煩わせることなんてできません!」
慌てて振り向いて
幸恵は初めて久のオールヌードを見てしまった。
中年ゆえに少々体がたるんではいるものの
肥満でもなく、お腹はスッキリとしていた。
そして、黒々とした陰毛…
その密林の中からキノコ雲のように突出したペニス…
25年ぶりに見る男のシンボルに幸恵は乙女のようにドキドキしていた。