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結子の場合
第3章 告白の後
「あのときは、あんまり由悠季さんがかわいいから、もっともっと恥ずかしい事させたくなっちゃった・・・」
息荒くあえぐ由悠季の胸元に唇を寄せ、乳首を吸い、舐める。
私の背後には、私の携帯が三脚に据えて置いてある。絶妙に私の顔は映らないようにしている。
目隠しした女装したオトコがオンナにペニスを嬲られ悶えるシーンを、動画に撮っているのだ。
あとで、これをどうしよう?
一緒に見るだけで満足できるだろうか?もっと、もっと、辱める材料にしたくなる自分を止められるだろうか?

私はたっぷり30分は公園を後にしていた。一人置いていかれた由悠季はどうなっているだろう?
私が到着すると由悠季は足がガクガクしてすぐに立てないほどだった。由悠季の興奮が最高潮なのが私にもわかった。自然と私の眼は由悠季の股間を見ていた。
そういうつもりで見なければ分からないが、明らかにコートの前は膨らんでいた。
きっと、パンティーの中はすごいことになっているだろう。
うまく立てない様子の由悠季に私は肩を貸すようにして立たせる。そのとき、
「大丈夫ですか?」
突然声をかけられて、私も由悠季もびくっとする。振り返ると、巡回中なのだろうか?若い警察官が立っている。
ーどうしよう?
一瞬、私は動揺したが、直ぐに嗜虐心のほうが勝った。
「ええ。お友達がちょっと酔っ払っちゃって。ねえ、よし子?」
由悠季の名前をもじって、女性名で呼ぶ。
「交番で休んでいきますか?」
親切なおまわりさんはなおも声をかけてくれる。
由悠季はかろうじて首を振る。恥ずかしさで気が狂いそうなのが、私にだけはわかった。
「よし子は今、生理中みたいですよ?女の子の日・・・」
私は若い警察官にいたずらっぽく言う。
「ね?よし子ちゃん?そうよね?」
由悠季は震えながらうなずく。生理中という言葉にびっくりしたのか、警察官は「お大事に」と言い、そそくさと去っていった。
「ね?由悠季さん?大丈夫?生理で、パンティー、よごれちゃった?」
私はわざと「パンティー」を強調するように、ユックリと発音する。
由悠季は支えにしている私の手をギュッと掴む。それは「イエス」と言っているに等しかった。
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