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あかりのセックスボランティア
第6章 6 幸せはどこにある?
「お、おねえちゃん……ぼく、おとうさんをころしちゃったよ……けいさつにつかまるの……?」
「大丈夫よ、大丈夫よヒカルちゃん。私たちにお父さんは最初からいなかったの。ヒカルちゃんは何も悪いことなんてしてないのよ……」
私は恐怖に怯えて玄関の床にうずくまっているヒカルちゃんを優しく抱きしめ、それから工具箱を開くと2人でお父さんの遺体を解体しました。
お肉は何回にも分けてトイレに流して、残った遺骨は異臭を発しないよう洗ってから氷で冷やしておくことにしました。
お父さんの遺骨は少しずつマンションから持ち出してはあちこちの地面に埋めていて、私はヒカルちゃんとそろそろ氷を買わなくてよくなるかなと相談していました。
お父さんの遺骨を全て処分できてお金がいっぱい貯まったら2人で海外に移住しようと以前から決めていて、私とヒカルちゃんは時間のある時に少しずつ英語を勉強してきたのです。
この日本という国は私たちには辛い思い出ばかりだから、誰も私たちを知らない場所に2人で逃げようとヒカルちゃんとセックスをしながら何度も約束してきました。
ですが、そんなヒカルちゃんはもうこの世にいなくなってしまいました。
「大丈夫よ、大丈夫よヒカルちゃん。私たちにお父さんは最初からいなかったの。ヒカルちゃんは何も悪いことなんてしてないのよ……」
私は恐怖に怯えて玄関の床にうずくまっているヒカルちゃんを優しく抱きしめ、それから工具箱を開くと2人でお父さんの遺体を解体しました。
お肉は何回にも分けてトイレに流して、残った遺骨は異臭を発しないよう洗ってから氷で冷やしておくことにしました。
お父さんの遺骨は少しずつマンションから持ち出してはあちこちの地面に埋めていて、私はヒカルちゃんとそろそろ氷を買わなくてよくなるかなと相談していました。
お父さんの遺骨を全て処分できてお金がいっぱい貯まったら2人で海外に移住しようと以前から決めていて、私とヒカルちゃんは時間のある時に少しずつ英語を勉強してきたのです。
この日本という国は私たちには辛い思い出ばかりだから、誰も私たちを知らない場所に2人で逃げようとヒカルちゃんとセックスをしながら何度も約束してきました。
ですが、そんなヒカルちゃんはもうこの世にいなくなってしまいました。