この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
貝殻はエロスの調べ
第2章 綾香
沙織は車を走らせた。何処でもいいから走りたかった。やがて海が見えてきた。海岸線を走る。夜の海は黒く暗い。昼間のオーシャンブルーとは違う。あの暗い海の中に飛び込みたい気持ちだった。スピードを上げる。道は空いていた。

いきなりバイクが3台砂浜から上がってきて道を横切った。沙織は急ブレーキをかけた。
「まったく危ないよ」
少し運転疲れを感じた沙織はそのまましばらく止まっていた。
「うん?」
砂浜で素っ裸で横たわっている人が見えた。そばに服が散乱している。まさか、さっきのバイクの奴ら・・・。

沙織は車を降り砂浜の横たわっている裸体に向かって走った。
「ちょっと、大丈夫?」
その裸体は若い女性だった。
「しっかりして」
沙織は女性を抱き抱えた。女性はぐったりしているが、死んではいない。
「ねえ、どうしたの?何かされたの?」
女性は沙織に抱きつき、言葉はなかった。
「とにかく私の家に来て」
沙織は女性にぼろぼろになった服を着せ、車まで運んだ。
「さあ、眠ってて。私の家に行きましょう」
沙織は車を出発させて、今来た道を帰途についた。


/6ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ