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貝殻はエロスの調べ
第2章 綾香
沙織は車を走らせた。何処でもいいから走りたかった。やがて海が見えてきた。海岸線を走る。夜の海は黒く暗い。昼間のオーシャンブルーとは違う。あの暗い海の中に飛び込みたい気持ちだった。スピードを上げる。道は空いていた。
いきなりバイクが3台砂浜から上がってきて道を横切った。沙織は急ブレーキをかけた。
「まったく危ないよ」
少し運転疲れを感じた沙織はそのまましばらく止まっていた。
「うん?」
砂浜で素っ裸で横たわっている人が見えた。そばに服が散乱している。まさか、さっきのバイクの奴ら・・・。
沙織は車を降り砂浜の横たわっている裸体に向かって走った。
「ちょっと、大丈夫?」
その裸体は若い女性だった。
「しっかりして」
沙織は女性を抱き抱えた。女性はぐったりしているが、死んではいない。
「ねえ、どうしたの?何かされたの?」
女性は沙織に抱きつき、言葉はなかった。
「とにかく私の家に来て」
沙織は女性にぼろぼろになった服を着せ、車まで運んだ。
「さあ、眠ってて。私の家に行きましょう」
沙織は車を出発させて、今来た道を帰途についた。
いきなりバイクが3台砂浜から上がってきて道を横切った。沙織は急ブレーキをかけた。
「まったく危ないよ」
少し運転疲れを感じた沙織はそのまましばらく止まっていた。
「うん?」
砂浜で素っ裸で横たわっている人が見えた。そばに服が散乱している。まさか、さっきのバイクの奴ら・・・。
沙織は車を降り砂浜の横たわっている裸体に向かって走った。
「ちょっと、大丈夫?」
その裸体は若い女性だった。
「しっかりして」
沙織は女性を抱き抱えた。女性はぐったりしているが、死んではいない。
「ねえ、どうしたの?何かされたの?」
女性は沙織に抱きつき、言葉はなかった。
「とにかく私の家に来て」
沙織は女性にぼろぼろになった服を着せ、車まで運んだ。
「さあ、眠ってて。私の家に行きましょう」
沙織は車を出発させて、今来た道を帰途についた。