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♥crack an APPLE♥
第6章 さあさあご覧になって

「は、あ、あぁあ、」

「ほら、濡れてきた……中にもちょっと入れてみましょう」



指で強制的に開かれた所から、つ、とひと雫、愛液がこぼれ落ちる。

秋埜はふっと笑うと、その溢れんばかりの愛液を指に絡めて、指の先を中にうずめた。

つぷぷ、と音をたてながら、秋埜の指が中かへ入ってゆく。

少しずつ中が押し広げられてゆく感覚、圧迫感。

そしてじわりと染みてゆく甘い感覚。

巴月は吐息を唇からこぼし、儚い声をあげはじめる。



「こうやって、ゆっくりと解していけば……」

「んぁあ……あぁ……」

「ほら、彼女も可愛い声を聞かせてくれる」



秋埜が指を揺らすと、くちゅくちゅとイヤらしい水音が響く。

揉みほぐすように大きく動かし、もう知り尽くした巴月のスキなところを虐めてやる。

ここをこうやって押してあげれば、体をしならせる。

こうやって奥を突いてあげれば……ギュッと体を縮こませる。



「あは……もっと聞かせてあげなよ、巴月」



この体はもう、秋埜に支配され。

彼の思うがままに悶え、声をあげ、鳴いて泣いて、すべてを捧げて。

逆らうことなんてできやしない。
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