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私はまだ女でありたい
第1章 温泉
夫は女性の腰に腕を回した。

「奥さんは違うんですか?」

「もう肉がついて、女として見てないよ。」

ショックだった。

私はずっと夫だけだったのに。

そしてベッドに横になり、夫は女の中に落ちて行く。

「ああ、達彦さん……」

女は夫を名前で呼んでいた。

「紗菜。おまえはきれいだよ。」

確かに、紗菜と呼んでいた女は、花で言うと満開の時期だ。

「恥ずかしい。」

「その恥じらいが、俺を昂らせるんだ。」

夫は自分の局部を持つと、紗菜さんの足の付け根に当てた。

「あっ、もうダメ。」

綺麗な乳房を貪ると、自然に夫を受け入れた。

「紗菜、紗菜!」

腰を激しく振る夫に、しがみつく紗菜さん。

「ああん、達彦さあん。」
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