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9歳差のジレンマ
第3章 俺と間宮と晴菜と亮
怖いのか・・・
それとも、そこまでの男に会っていないのか・・・
怖いんだろうな・・・・
そんな考えが、一人になると頭の中を駆け巡り
考えてみたら
今までの人生で1番「晴菜」のことを考えているかもしれない。
昔は晴菜と一緒にいる時間は長かったけれど
晴菜の気持ちとか、行動の意味を考えたりはしなかった。
ただひたすらにかわいがっていただけだった。
だから。
ある意味、今が1番、晴菜と言う女の子を
分かりたいと思いつつ
晴菜の気持ちを考えている時間が
長いかもしれない。
そして。
考えてみたら、その時間は今までのどの彼女達を考える時間よりも長くて・・・
俺は結局、妹としても女としても
晴菜が俺にとって1番なんだと
気づかされたんだ・・・・
自分の気持ちにうっすらと気づいて
それでも心の表面では否定して
心の奥底を見ないようにしていた。
考えれば考えるほど
俺が晴菜の時間を早めちゃいけないと思った。
順番にゆっくりと経験するであろう恋愛を
一気に俺が早めて引き上げるのはアンフェアなような気がした。
だからといって俺が晴菜のところまで降りていくのは
いまさら無理で・・・
9つの年の差がここまで大きいとは思ってもみなかった。
というより、今までは年の差なんか
気にもしなかっただけか・・・
俺は俺の時間を生きていて晴菜には晴菜の時間があった。
たまに交差する二人は完全に幼馴染のただの隣の住人だった。
それとも、そこまでの男に会っていないのか・・・
怖いんだろうな・・・・
そんな考えが、一人になると頭の中を駆け巡り
考えてみたら
今までの人生で1番「晴菜」のことを考えているかもしれない。
昔は晴菜と一緒にいる時間は長かったけれど
晴菜の気持ちとか、行動の意味を考えたりはしなかった。
ただひたすらにかわいがっていただけだった。
だから。
ある意味、今が1番、晴菜と言う女の子を
分かりたいと思いつつ
晴菜の気持ちを考えている時間が
長いかもしれない。
そして。
考えてみたら、その時間は今までのどの彼女達を考える時間よりも長くて・・・
俺は結局、妹としても女としても
晴菜が俺にとって1番なんだと
気づかされたんだ・・・・
自分の気持ちにうっすらと気づいて
それでも心の表面では否定して
心の奥底を見ないようにしていた。
考えれば考えるほど
俺が晴菜の時間を早めちゃいけないと思った。
順番にゆっくりと経験するであろう恋愛を
一気に俺が早めて引き上げるのはアンフェアなような気がした。
だからといって俺が晴菜のところまで降りていくのは
いまさら無理で・・・
9つの年の差がここまで大きいとは思ってもみなかった。
というより、今までは年の差なんか
気にもしなかっただけか・・・
俺は俺の時間を生きていて晴菜には晴菜の時間があった。
たまに交差する二人は完全に幼馴染のただの隣の住人だった。