この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
9歳差のジレンマ
第3章 俺と間宮と晴菜と亮
え・・・・
亮と晴菜?

くそ!
頭がまともに働かない。
昨日飲みすぎたことを恨み、
二日酔いの回復が遅い年齢を恨んだ。
なんで亮が晴菜を抱きしめてる?

離せ。
怒りにも似た強い感情が胸を鷲掴みにした。
自分の感情に驚きつつ
今すぐ亮から晴菜を引き離しに行きたい感情が支配する。

「ここで話していたら兄貴に聞こえるぞ。ちょっと出るか。
ここで待ってろ」

俺に聞かれたくない話?
亮は家に入ると車の鍵を取ってきたらしい。

そのまま二人はガレージに行って車に乗り込み出て行った。


亮と晴菜・・・・?

今まで考えたこともない組み合わせに
頭の中の整理は一向につかなかった。
晴菜のことを気にしているのは
俺だけかとばかり思っていた。

3つ離れた弟の亮は確かに俺より
晴菜に年齢は近いけど
今まで晴菜にかかわったことは
俺が知る限り少ない。

そう・・・・

「俺の知る限り」

だ・・・
俺の知らないところで
二人はかかわりあっていたのだろうか?

大学院生の亮と高校生の晴菜。
お互いに学生同士の二人は
俺の知らない暇な時間がたくさんあるわけで。

俺の知らない間に
二人は二人の時間があったのだろうか?




/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ