この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしの彼は 甘くて強引
第4章 犬猿の仲

「…ただいま、紅茶をご注文のお客様には…っ…あちらのバーにてお好みのブレンドをお楽しみ頂けます」

「あちら?」


少し落ち着きを取り戻した店員の示す方に、確かに簡単なバーカウンターがある。


店員が去った後

柚子は席を立って二人に声をかけた。


「…じゃあ作ってきますね」

「ああ」

「……」



彼女がいなくなったテーブル



目を合わせない二人だったが、先に匠の方が口を開いた。




「――で?」

「…ん?」

「お前は何を企んでいる」

「?」


匠のぶしつけな物言いに、翔はわけもわからず首を傾げる



「何故、柚子がお前の職場で働かなくてはならない」

「ああ…そのことか…。働くって言ってもまだバイトだよ」

「同じ事だ」


今日柚子がこの男に会う理由を聞いたら…

なんでも、あいつの新しいバイト先をこの茶髪が紹介するだと?

しかもそれが、茶髪の働く事務所だとは……

俺の知らない間に勝手に話を進めやがって



/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ