この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしの彼は 甘くて強引
第4章 犬猿の仲

「…またあいつに手を出すような事をしたら…――」

「お、おいおい! …ちょっと待ってくれ」

翔は慌てて彼の言葉を遮った


「飛躍のしすぎだよ。俺はただ、法律関係のバイトの方が彼女のためにもなると判断したから…叔父の弁護士事務所を紹介したまでさ」

「……」

「…それに、仮に彼女に手を出したとして」

「……!」

「もう君に殴られるのはこりごりだよ」

「貴様…!」



「――えっ? 匠さん、先輩を殴ったんですか!?」

「――…!」


紅茶を淹れて帰ってきた柚子は、聞き捨てならない言葉を耳にしてしまった。




「……っ」

「ねぇ、今のはどういう意味なんですか?」

「や、俺は別に大したことはなかったんだけれど…っ」


匠を問い詰める柚子と

彼女を上手く言いくるめと、翔を睨んだ匠と

何とかその場を誤魔化そうとする翔。



「…じゃあ匠さんに殴られたのは本当なんですね?」

「…っ…まぁ、そうだが」

「何が理由ですか?」

「理由は…、言うほどの事では――」


「…こいつが俺にボールを投げつけてきたからだ」


「――えッ!?」



痺れを切らした匠のまさかの言葉に、柚子は驚いて翔に顔を向ける。



/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ