この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしの彼は 甘くて強引
第6章 悪い男

「――…」

先輩が、
自分をそんなふうに?


「…でも」

柚子は納得できなかった。


「…先輩の優しさが偽物だと言うならそれこそ……、本当の無償の優しさなんてどこにも無いです」


事実わたしは、彼の優しさに何度も助けられたのだから…。



「――…私もそう思うよ」


栄作は柚子の言葉に笑顔で頷き、自分の椅子にどかっと座った。



「――…だがあるとすれば、親の愛だけは、無償の優しさになり得る」


「…親の…?」


「柚子さんも、子供ができたらわかるだろう」



そう言って、彼はソファーにちょこんと乗っかった陽子に目をやる。


彼女は静かに絵本に夢中になっていた――







/150ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ