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わたしの彼は 甘くて強引
第7章 Dr.市ノ瀬

「女性の患者さんに人気なのは羨ましい限りですが…」
あー、なるほどねぇ
「ご年配の方々にも、あいつを信頼している人は多い」
ん?意外…
手の掛かる孫ほど可愛いってことなのかしら
「薬を飲みたがらない子供たちも…、市ノ瀬がいたら我慢して飲んでくれます」
「……!!」
それって…っ
「…それ…っ、人気というより、恐怖の対象になってませんか?」
「――…わっはっは、そうとも言えますね」
「……っ」
笑い事ではないのだが…
熊先生はよく笑う――

