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わたしの彼は 甘くて強引
第7章 Dr.市ノ瀬


その後、匠さんはすぐに戻ってきた。


わたしたちは院内の食事スペースに行ってひとつの丸テーブルに向かい合って座る。


……少し時間は遅めだけど
二人でランチを食べるためです。





―――――




見舞いの人と話す患者たちでその場所はある程度賑わっていた。




...トンッ



「――はい、お仕事お疲れ様です」


柚子は持ってきた弁当を匠の前に置くと、鞄から箸とスプーンを取り出す。


…今日のは自信作だった。



「…今日は何だ?」

「これが煮物で、こっちがお魚、…あと野菜食べない匠さんのためにほうれん草のソテーです」


彼は意外と、食にうるさい


「和風だな」

「…あっ…こっちは匠さんが好きな"肉"!…肉もちゃんとありますよ」

「牛じゃないのか」


わがまま…


「牛ではないけど…この鶏肉美味しいですよ」


それは彼女が手間暇かけてじっくり煮込んだ、すばらしく柔らかい鶏肉だった。




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