この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
血ダマリ美青年の狂気愛
第4章 囚われた身体


「知らない」


「…っ」


「だがあんたがグチャグチャになって泣いて…苦しんでいる顔を見ると、何故か、昂( タカブ)る」


乱れた前髪からのぞく…色素の薄い大きな目。

相手を射抜くように鋭いその瞳に吸い込まれそうになる。

目をそらせないでいると──

ふっと長いまつ毛が動いて、彼の視線が少女の肌に下りた。


...ッ


「ん……//」

「ハァァー…」

這うように低く長い息を吐き、湿った肌へ口付ける。

同時にガシャンと鋭い音が響いた。彼がガラスの水入れを床に捨てたのだ。

あいたその手は、胸から…くびれを通り腰まで続く曲線を滑り降りる。身をよじると、逃がすものかと噛みつかれた。

歯を突き立て、強く吸い付き、舌でなぞる──。

キスマークと呼ぶには荒々しい、ひとりよがりな痕。

「んんっ…痛 い」

刻まれる痛みがジクジクと燃え上がる。

首筋も…鎖骨も…胸の谷間も、胸の下の付け根にも。

傷ひとつない透けるような白い肌が、そこに点々と浮かぶ紅い情欲をよけいに際立たせ…見下ろす青年を煽るようであった。

「はあ………ぁ………はあ………」

同じように目頭を熱くして見守る少女に、もう…叫んで抵抗する力は残っていない。

逃げることもできなければ助けもこない。彼女は諦めるしかないのだ。


チュッ....ジュッ

....ジュッ


彼の頭が徐々に下半身へとおりていく


「…ッ」


くびれたウエストを通り過ぎ、奇怪な椅子のせいであられもなく開かされた足の間に…。


「…ふッッ…ぅ、………あああ」


隠したくても隠せない恥ずかしい場所に、生温かい舌がねとりと絡みつき

少女が降伏の息を吐く。



/45ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ