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年下のカレ
第4章 初めてのお泊まりデート
〜カレの部屋〜
途中でスーパーに寄り、お酒や食料などを買ってからカレのマンションへ…

車を持っていないカレは、もちろん駐車場の契約はしておらず、歩いて数分のところにあるパーキングに車を停めました。

食料などが入ったビニール袋と、私の荷物が入った大きなカバンを軽々と抱えて案内してくれるカレと、案内されるままついていく私。

2階の1番奥がカレの部屋…
中に入ると、人が1人通れるくらいの狭く短い廊下が続く。
入って右側には、浴室があり洗濯機が置かれている。
入って左側には、トイレがありガスコンロが1つと流しがあるだけの小さなキッチンと小さな冷蔵庫が続いている。
そこを通り抜けると、奥行きに長方形の空間があり、右側の壁側にはテレビや棚が置かれていて、真ん中には小さな楕円形のローテーブルがある。
そして、その奥側にはベランダへと続く掃き出し窓があって、カーテンで仕切られたその側に、シングルサイズの収納付きのローベッドが置かれている。

特にポスターなどの飾りはなく、まさに『男の一人暮らし』という感じの部屋でした。

男性(彼氏)の部屋に初めて入る時の、ちょっぴり緊張も混じったドキドキ感…
こんな感覚は、本当に久しぶりでした。

そんな事を思いながらも、しっかりと気になるところはチェック…
流しに置かれたコップに入っている歯ブラシは1本だけ
男性が使わないであろう化粧品関係などもない
女性の痕跡はない…
女はよく観察してますからね〜。男性の皆さん、お気をつけください笑

とりあえず、買ってきた食料などを冷蔵庫に入れたり、持参した私の荷物を整理したり、2人一緒に行いました。
他愛無い話をしながら、何かを2人でする時間…こんなひと時も私にとっては幸せな時間です。

ひと段落ついたところで、2人でテーブルの側の床に腰を下ろし、話を続けていました。

お酒も飲むし、ゆっくりとくつろげるように、先にお風呂に入ることに…
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