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君とメメント・モリ
第1章 窓の向こうに見えるのは、欲情に淫れたあられもない姿の女
突端が雲に消えそうなほど高い建物の中腹、一四階のベランダの手すり越しに、異様な色彩の灯りが漏れる部屋があった。
カーテンの向こうからにじみ出る光にはピンクや白が入り混じっていて、その光は流動的で、うごめいては溶け合うように滲んだり、揺れたりしている。
窓ガラス越しにその隙間から覗けば、照明を落とした部屋で一人、大画面のテレビをぼんやりと眺めている女がいた。闇に沈む部屋に浮かんだ四角い光の枠に、揺れる大きな尻肉が映し出されていた。その双丘の割れ目から、ピンク色に光る桃割れがのぞき、そこから汁が滴り落ちている。桃割れの中央の淫裂には男の日に焼けた指が二本差し込まれ、熟した桃の果肉を掻き壊すように、出たり入ったりしている。
カーテンの向こうからにじみ出る光にはピンクや白が入り混じっていて、その光は流動的で、うごめいては溶け合うように滲んだり、揺れたりしている。
窓ガラス越しにその隙間から覗けば、照明を落とした部屋で一人、大画面のテレビをぼんやりと眺めている女がいた。闇に沈む部屋に浮かんだ四角い光の枠に、揺れる大きな尻肉が映し出されていた。その双丘の割れ目から、ピンク色に光る桃割れがのぞき、そこから汁が滴り落ちている。桃割れの中央の淫裂には男の日に焼けた指が二本差し込まれ、熟した桃の果肉を掻き壊すように、出たり入ったりしている。