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君とメメント・モリ
第5章 変態
「大丈夫ですか、ごめんなさい。まさかそこに立ってると思わなくて。痛いですか」

凛は部屋に入り、リビングのキャビネットに駆け寄った。

「絆創膏貼りますね・・・ていうかその前に服を」

絆創膏の使い方も知らない様子の男に代わって、凛は傷ついた足の小指に絆創膏を巻き付けた。それから拓斗が部屋に置いていたジャージの上下とボクサーパンツを男に渡した。
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