この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君とメメント・モリ
第1章 窓の向こうに見えるのは、欲情に淫れたあられもない姿の女
女は吐息を刻んで連呼し、腰をさらに激しく上下させた後、膝をがくがく震わせて両腿を開いたり閉じたりしながら尻の肉をわなわなと震わせた。
玩具を引き抜いたとたんに栓を抜いたシャンパンのようにびゅっ、びゅっと潮を吹きながら、女は恍惚に蕩けるようにねっとりとした淡い微笑みを浮かべた。
女はソファの背もたれに預けていた頭を転がすように向きを変え、不意に、淫靡に濡れる瞳をこちらに向けた。
俺は、思わず逃げ出しそうになった。がすぐに思いとどまった。女には俺の姿は見えていないのだ。
玩具を引き抜いたとたんに栓を抜いたシャンパンのようにびゅっ、びゅっと潮を吹きながら、女は恍惚に蕩けるようにねっとりとした淡い微笑みを浮かべた。
女はソファの背もたれに預けていた頭を転がすように向きを変え、不意に、淫靡に濡れる瞳をこちらに向けた。
俺は、思わず逃げ出しそうになった。がすぐに思いとどまった。女には俺の姿は見えていないのだ。