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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第2章 直哉様のお屋敷


『ほな…、後はよろしゅう…』

ヒラヒラと…手を振って、
そのまま直哉は…スタスタと
母屋に入って行ってしまって。

私は…その場に残されてしまう。

『それでは、
…宝生様はこちらに…』

『お荷物は…こちらで…
お預りをさせて頂きます…』

そう言って…私の唯一の
持ち物だったキャリーバックも
使用人の人に奪う様にして
持って行かれてしまって。

周囲を…3人の使用人の女性に
ぐるっと…包囲された…ままで
お屋敷の中を…ある場所へと向かって
案内されるままに移動する。

連れて行かれたのは…、
お風呂場で……
そこで…あっという間に…
使用人の女性3人に抵抗する事も
できずになされるがまま
着ていた物を全部脱がされてしまって。

私は…今…
全身を…綺麗に洗って…、
ヒノキの木で出来たいい香りのする
浴槽に浸かっている。

「ふぅ~いいお風呂、まるで
温泉旅館みたい。建物も…凄いけど…
お家のお風呂も…ヒノキ風呂だし…」

『宝生様…、
お着換えを…こちらに
置かせて頂きましたので…。
ご入浴がお済になりましたら
こちらのお着物に…お着換えを…』

え?着物……っと
一瞬驚いてしまった…んだけど。

直哉様も昔の書生さんみたいな
シャツの上に袴姿…だったし…、
お屋敷の使用人さん達も
皆…着物を着てるから…。
このお屋敷では…それが当たり前…
と…言う事…なのだろう。

由緒正しき家柄の…神室寺家に
お仕えする…と言う…
大役を…果たす為に…、
習い事は…ひとしきり…
物心がついた頃から…習わされて来たので。

〇〇道と…付く…物は…
ある程度…教養として身について居る。

だから…自分で…着物の着付けも出来る。

お風呂から…上がって、
バスタオルで身体を拭いて。
用意されていた着替えの…
着物を…見て…驚いてしまった。

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