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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第11章 カゴノトリの生活


こっちが…動けなくなる程
イカされてから…ここに入れられるのは、
最初にこの座敷牢に入れられる時から
ずっと…お約束の儀式みたいになってる。

一花は…脱力して
重たい自分の身体の感覚が
戻る様になる…までぼんやりと
さっきの連続イキの余韻に浸っていた。

もしかしたらこれも…
直哉様なりの…罪滅ぼしと言うか…。
ここに閉じ込める…罪悪感を
紛らわせる為のモノなのか…
本人の口から聞いたわけじゃないから
私にはそれはわからないけど…。

お琴の先生が来るまでには…
まともに動けるようになって
おトイレのビデでアソコを洗わないと。

さっきまでえっちな事を
してましたった顔では…
おちおちお稽古もして居られない。

15分程すれば…マシになって来るから
その…気怠さが落ち着くのを待って。

一花はおトイレのビデで
ヌレヌレのアソコを洗うと。
ペットボトルのお茶で喉を潤して。

しばらく…瞑想をして心を落ち着けて。

お琴の先生が来るまでの間
前の時のおさらいを
お琴の音を整える琴柱を
音を聞きながらセットして行って。
来月の宴席に向けてのお稽古を
先生が来る前から開始する。

それから20分ほどして
お琴の先生が座敷牢の前の
小上がりの所に来て。
先生が準備をしている時間に
お稽古のおさらいをして居ると。

『ほんまに…一花はんは、直哉はんに、
ええお琴用意してもろてはるねぇ。
演奏会でも使えるお琴やねぇ…』

「演奏会ではないのですが、
宴席でご披露させて頂く予定なので…
いい物を用意して頂けたのだと思います」

安い持ち運びもしやすいサイズなら
10万程度でも買えるが、
この私が使って居るのは
演奏会でも使えるお琴で、
200万程の…品物…の様で。

私も…習って居て…演奏会にも
出させて貰た事はあるから…
これがいいお琴なのは…音で分かる。

今は新しい物を製造する事が出来ない
象牙で出来た琴柱は…かなり
状態がいい物らしく。

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