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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第12章 嵐山

『自分のそない可愛い声聞いて、
可愛い可愛い、イキ顔見とったらなぁ…、
はよ、自分のチンコ突っ込みとぉて
普通の男やったら我慢出来へんよ?』

「んやああぁっ、可愛いって
言わない…でぇえぇッ
あぁう、んん、ああぁぁぁ゛あぁ!!」

そのまままたイってしまって
クリトリスでの連続絶頂に
体力を使ってしまって
一花がぐったりとしていると。

ヌルヌルと陰列を直哉の指が
上下にヌチヌチと音を立てながら
擦って来て、びくんっと身体が跳ねる。

くぷぷぷ…っと…指が…
自然と…陰列を擦られている内に
中に…少しずつ…飲み込まれて行って。

「ふあぁ…んんっ…ああぁんッ」

『濡れ過ぎやで?自分…
あんまり…マンコズルズルに
しとったら…恥ずかしい染み付きの
着物で嵐山歩かんなんで?』

「んんっ、でっ…でも…
あぁっ、ん、勝手に…濡れちゃ…ぅッ…」

自分の意思で濡らしてる訳じゃないから
自分の意思で止められない。

ジュブジュブと…指を
抽送されて気持ちいい場所を
直哉の指で刺激されれば。
余計に気持ち良くなって
愛液が濡れて来てしまう…。

「あっ、あっあ、っ
んっ、直哉様ッ…イクッ…
なおや…さまっ、ああぁんっ…」

『イってええで?』

「あっ、あっ、直哉様あぁっ
んんっ、あ、あ、あああぁああ゛ん!!」

その後…しばらく…
ぼんやりしてしまったらしく
これで股を拭くようにと
アルコールを使ってない
厚手のウエットティッシュを差し出されて。

自分のアソコを綺麗にして。
そのついでに…オモチャの
方も…こそっと拭いて置いた。

その時は良くても…乾燥したら
変な匂いがしたら嫌だし…。

『そろそろ、着くみたいやで?』

直哉にそう言われて、
慌てて乱れていた着物を整えた。

車から降りた先は…
嵐山と言えば…の…渡月橋の前で。

平日…なので…この辺りは
市内の中心地よりは
若干時間も早いからか
観光客の姿はまばらにしか無かった。


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