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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第12章 嵐山

露天風呂は…木の塀で
周囲を囲まれているが、
開閉すると…隣の
ベランダと通じる様になって
保津川の川の流れと
嵐山の山々を楽しむことが出来る。

『ここで…酒飲んだら…
美味いやろうなぁ……。
中から適当に何でもええから
日本酒、取って来てぇや…』

お部屋の備え付けの冷蔵庫から
日本酒を選んで持って行くと。

『おおきに…頂かせて貰うわ
露天風呂から…この景色
観ながら酒飲むん…ええ気分やわ…。
あ、そうや…ちょっと…待っとき』

そう言って何かを思いついたのか
今度は直哉が私を露天風呂に置いて
バスローブを羽織って
何かを取りに行った様で。
待って居るとさっきの
シャンパンディライトで
ルームサービスとして届らえた
シャンパンのボトルを持って戻って来て。

その…お高い…のであろう
シャンパンを残りを全部
ドボドボとお湯の中に注いでしまった。

『ええなぁ…これ、
めっちゃ贅沢しとる感じするわぁ。
温泉にええシャンパンぶち込んで、
ええ日本酒飲みながら……、
ええ景色見て露天風呂浸かって
隣にはべっぴんさんの…
一花ちゃんが居って。
一花ちゃんのええ乳も…
揉み放題やもんなぁ?』

そう言いながら…おっぱいを
直哉の手で揉まれてしまって。

「んぁ…あぁんっ…」

『揉み放題の舐め放題やし…、
こっちも吸い放題やな…』

ちゅぅと…揉まれていて
硬くなった乳首に
直哉が吸い付いて来て。

「んっ、あぁ…んっ…」

反対側の乳首は指でクリクリと
小さな円を描いて弄られる。

『折角やし…その乳で
谷間酒でも…して貰おか…』

「谷間酒……??」

それが何か分からずに聞き返すと
私が腕で下からおっぱいを支えて
谷間の部分にお酒を溜めて
それを飲むと言う物らしく…。

言われるままに自分の腕で
両方の乳房を寄せながら持ち上げると。

飲んでいた日本酒を
こっちの胸の谷間に流し込んで来て。
ズズズズッと…音を立てて吸われる。


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