この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第13章 『私』の鳴く場所……
「ああぅ、んう…ッ…はぁ、はぁっ
んあああ゛ぁ、ん、あああっ…んッ…」
『一花ちゃんの尻に綺麗なバラの
花咲いてるみたいやなぁ…。
めっちゃ…やらしいてええ眺めやで?
ホラ…オモチャ…尻ん穴に挿れられて
オモチャに直腸かき混ぜられて
もっと…イク所…俺に見してぇや…。
ああ、何時ものオモチャも…あんで…』
そう言って出して来たのは、
ローターよりも強い強烈な振動を
ピンポイントで与えて来る
先が金属製のバイブで。
「それ…今…は…ダメッ…ですッ
一緒にされたら…、死んじゃ…うッ…」
『死なへん、死なへん…、
大丈夫やで?これしたらもっと
気持ちええ…なるだけやって…』
後ろだけでも…ヤバいのに…
この状態で…アレを使われたら…。
イキ過ぎて…おかしくなってしまいそうだ。
それは許して欲しいと…こっちが
涙目になりながら直哉に懇願しても
直哉様は嬉しそうな顔をして
こっちを見て笑っているだけで…。
ただ…ただ…『私』は、
直哉様の…玩具……でしかない…。
「んあああ゛あぁんんっ、
んふ、はぁ、はぁ、ああああぁ゛んッ」
歌も…満足に歌えない…、
快感のままに…鳴くだけの…
カゴノトリ…でしか在れないのなら……。
この…刹那の…合間に…、
空を飛ぶ…夢を…見る鳥になる…。
何度…イッたのかも…定かではなくて。
「んああぁん、あっ、あっ…ん
ゲホッ……ゲホッ…んんっ
あ、直哉ッ…様ぁ…、直哉ッ…ンんッ…」
目の前がチカチカして
真っ白の世界に視界が溶けて行く。
意識も…段々と朦朧として来て…、
呼吸も満足に…出来ず…
頭がクラクラとして来るし…
自分の喉の奥の唾液を…
飲み込む…間も与えて貰えなくて
喘ぐ合間にむせ込んでしまう……。
『そろそろ…挿れた…なって来たわ』
ズルルッ…と後ろの穴の中に
挿入されていたビーズ型のバイブを
直哉がその手で一気に引き抜いて来て。
「やあぁ、ンんッ、はぁ、あ、
あふ、あああぁあああ――んッ!」
『ん~?オモチャ…ケツから
引き抜かれただけでイってしもたん?』