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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第14章 番外編 須磨シーワールド 前編

その後は…中に挿れている
バイブの方のスイッチも操作されて
中イキと外イキと…を
交互にされたり同時にされたりで。

「ふあぁあんっ…んっ
んっ、んん…あぁあぁんッ……!!」

直哉様に操作されているオモチャで
大きな声で喘ぎながらイってしまって。
そのまま…いつの間にか…寝落ちしていて。
気が付いたら…配膳口の所に、
ノンアルコールの大判の
ウエットティッシュが用意されていた。

自分の愛液で汚れたオモチャと
自分のアソコをそれで綺麗に拭いて。
オオサンショウウオをぎゅううと
抱っこしながらその夜は眠りについた。

オモチャ…で…何度もイキはしたけど、
前の穴も…後ろの穴も…直哉様が
いいと…欲しいと思っているのか
ジンジンとアソコが疼いてしまって居て。

しばらく…ソワソワして…中々
寝付けない感じで落ち着かなくて…。

無理やり…寝ようとするけど
目が冴えてしまってなかなか寝付けない。

翌日の朝は…朝方から寝たせいか
ぼんやりとしていたのだが…。
おトイレの横の小さな洗面台で
洗顔と歯磨きを済ませて
配膳された朝ご飯を頂いた。

朝食の後は寝巻を綺麗に畳んで、
昨日の小紋の着物を着ると
今日は…お稽古はないので…
テレビを付けるとまた
昨日見た須磨のシーワールドが
昨日オープンしたと言うニュースが
流れていたのでそれを見ていて。

直哉様の着物を縫う作業の
続きに一花は取り掛かった。

今日は帰るだけだからなのか
直哉様も話し相手が欲しかったのか
早い時間から電話が掛かって来て
私が着物を縫っていると話をすると。
ハンズフリーで良いと言うので
作業をしながら話しをする。

来月の7月には京都の三大祭りの
祇園祭があるが、その時も
プレミアムな祇園祭の特等席を
貸し切りにして…お偉いさん達と
お酒を楽しみながら
祇園祭を観覧する…と言う事なので。

私も…祇園祭の見物に一緒に行こうと
そんな話をしていて…、祇園祭を
楽しんだ後は…料亭で鱧食べようなと
そんな事を言っていたので。

その時もまた…琴頼んだでと
直哉様が言われていたので…。
お琴のお稽古も…引き続き…
と言う感じ…なのだろうけど…。


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