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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第2章 直哉様のお屋敷
胸の先の突起と…クリトリスを
言われたままに一緒に弄ると…。
自分の中で…くすぶっていた
快感が…ぶわっと…膨れ上がる。
何…?これ…?
この…行為を…した事は…
何度かあるけど……その時は
こんなんじゃなかった。
気持ちいい…が…押し寄せて来て
目の前がチカチカする…。
酸欠に…なって…水面に上がって来て
酸素を求める金魚みたいに…
一花が自分の口をパクパクとさせる。
直哉は…と言えば…、
畳の上に片肘を付きながら
ゆったりと寛いでいて。
偶に…思い出したように
冷酒の入ったグラスに手を伸ばすと。
ちびり…ちびりと…酒を飲んでいて。
「んはぁ…あぁあ…っ…ん…ッ」
『そうそう、上手い上手い…』
そう…言いながらも…達して
果ててしまいそうな…こっちには
視線を向けないで…、
グラス中の酒に視線を向けている。
まるで…私に…自分がそう命じて置いて
興味なんて…全くないと言いたげに…。
こっち側と…あっち側が…、
同じ部屋の同じ空間のはずなのに…。
別の…場所に…居るみたいな…
そんな錯覚を…起してしまう…。
ああ…ダメだ…、もう…。
イって…しまいそ…う…。
「あっ…あぁ…ん…ッ…」
『ああ、せやせや…
一花ちゃんに…大事な事…
言うん…忘れとったわ…。
ちゃーんとイク時は…俺の名前…
呼びながらイクんやで?これ…約束な?』
『約束』と言う言葉に…
重い…重みの様な…圧を感じた。
逆らっては…ダメだって…
そう…自分の…本能が…言っていた。
クチクチ…と…クリトリスを
自分の指で弄りながら…
一花は…快感の絶頂を…
今にも…迎えそう…になっていた。
ああ…、イク…ッ…。
もう…、
もう……ダメッ…。
イクッ…。