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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第16章 番外編 ~水辺の離れ Calme~
今は…直哉様が私の膝に
頭を置いて寛いでいる状況だが、
今日は私へのご褒美と言うなら
逆にして欲しいと我が儘を申し出てみた。
そして…今は…直哉様の膝の上に
私が自分の頭を置いて。
頭をナデナデして貰いながら
久美浜湾を…うっとりと…眺める。
『なぁ…これ…自分、楽しいん?』
「はい……とっても…」
『まぁ……せやったら…
俺は別にええねんけど…』
納得できない感じに
…直哉はそう言いながらも
チーズと一緒に日本酒を飲んでいて。
『夕飯の前に…温泉入ろうや…』
「温泉?」
『そうやで…
ここの風呂は温泉やねん。
せやからお湯張りせんでも
いつでも温泉入り放題やで?』
お部屋に温泉があって…
いつでも…かけ流しの温泉に
好きな時間に24時間入り放題……。
直哉様が身体を起こして
おトイレに行ってしまって。
戻って来たと思ったら、
その場でいつも通りに着物を
脱ぎ始めてしまうので、
私は…抜け殻になった着物を
回収して畳んでたとう紙に包む。
自分の着ていた物も脱いで…
綺麗に畳んでたとう紙に納めると
お風呂に直哉様を追いかける前に
自分のおトイレも済ませて。
お部屋のお風呂は…貸切風呂ぐらいの
大きさの石造りの温泉で。
洗い場は1つだけだけど、
中には4人ほどが浸かれそうな大きさだ。
『今日は…俺がサービスする日やしな
こっち…来ぃや、身体洗たるわ』
頑張ったご褒美…の名目なので
今日は…サービスをしてくれるのだそうで。
多分遠慮しても機嫌を損ねそうなので
大人しく…なされるままになっていると。
「んっ…、なっ…直哉さま…っ
そ…そこばかり…洗いすぎ…では…?」
執拗以上におっぱいを念入りに
ニュルニュルとボディソープで
洗われてしまって、先を更に
丁寧に洗われてしまう……。
『ほんなら…、そろそろ
下も綺麗綺麗に俺が…洗たるわな~』
そう言いながら…にゅるにゅると
ボディソープがついた手で
陰列を擦って来て…その手が
大陰唇の外側に…撫でると
大陰唇の内側も……丁寧に洗って行く。
それから小陰唇に…手が伸びて来て
一枚一枚…花びらを…
直哉様の手で洗われてしまって。
『クリちゃんも…綺麗にしょーか?』
ぬる…っと…指でクリトリスを
直哉様が擦って来て、ビクビクと
反応して身体が跳ねてしまっていた。