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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第16章 番外編 ~水辺の離れ Calme~

『こっちの方…が実家やって言う
先生が…ここええでって
前に教えてくれたんやけどな?
冬になったら…夕日ヶ浦温泉にも
ええとこあるし、蟹食べに行こや…
ああ、でも…どうせやったら
間人(たいざ)がええな…』

「たいざ……??」

『そうやで、京都で蟹言うやら
ブランド蟹の間人蟹が有名やからな。
京都言うやら市内のイメージやけどな
丹後の方もええとこぎょーさんあんねん』

この口ぶりでは…直哉様が
知っている京都のええところは
まだまだ沢山あるみたいで……。

『ええ感じに…熱…なってったし。
そろそろ…あっち行って、
ベッドで…続きしようや…』

そう言って身体を適当に拭いて
その辺にすぐバスタオルを捨ててしまうので
一花は直哉が床に捨てた
バスタオルを回収して、
ベッドの近くに置いておいた。

直哉様はもうベッドの真ん中に
ゴロンと大の字になって寝転んでいて。

一花は…直哉の身体の上に
身体にバスタオルを巻いたままで
跨ろうとしたらこれはいらんと
巻いていたバスタオルを指で外されてしまって。

直哉の…乳首を指で転がしながら
直哉の唇に自分の唇を重ねて…
自分から…舌を…差し込んで…
直哉の舌を…フェラする様に舐め上げる。

そのまま…キスを首筋に降ろして…
片方の乳首を舐めながら
反対側の手で胸板から…鍛えられた
お腹の方へ手を伸ばして…
それから鼠経をサワサワと…手で弄る。

『乳首弄りながら…チンコしゃぶってぇや』

と…こっちにご希望を伝えて来たので
直哉の言葉に小さく頷いて。
そのままベッドの上を下へ移動して。
ちゅう…と挨拶をする様にして
直哉のペニスにキスをする。

ちろ~っと陰茎を舐め降ろして、
そのまま陰嚢を片方ずつ…自分の口に
咥えると…ちゅぽん…と片方の
陰嚢を口から軽く引き抜いて
ちゅるんっと…また吸い込んでを繰り返す。
そうしてる間も…反対側の
空いてる方の陰嚢は手の平の上に乗せて
タプタプと揺すって弄ぶ…と。
同じ事を反対側の陰嚢にも…して行く。

陰嚢…から…陰茎の根元に移動して
舌から…ツツツツ…と舐め上げて
亀頭の根元の部分の縁と…裏筋を
チロチロと舌先でくすぐって行く。


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