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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第3章 『私』のトリカゴ

ここでいい子にしていなさいと。
そう…直哉に言われたのは良いが。

座敷牢の中に
閉じ込められているのに、
私には…この中でいい子にする以外の…
選択肢があるんだろうか…?

……しばらくの間…、
一花は座敷牢の畳の上で
ゴロゴロと…しながら…
先程の…絶頂の余韻が
自分の身体から…引くのを待った。

そう…この…直哉様のお屋敷に
私が来てから…2日経っているのに
私は…まだ…処女のままで居る。

アソコ…綺麗にしなくちゃ…。

座敷牢の中を…見渡すと…
おトイレもあるし…
おトイレの横には小さな手洗いもある。

おトイレには…ちゃんと
ウォシュレットもついてるし
妙に…この…座敷牢には
似合わない位に…綺麗な物だった。

とりあえず……
あんまりしたくもない
排尿をして…、
ビデで…アソコを洗った。

閉じ込められている…と言う事意外は
空調も照明も…設備も整えられて居て
かなり…快適な…軟禁環境だ。

「あれ…、あそこに…何か置いてある…」

誰も居ないのをいいことに、
畳の上をハイハイで移動すると。
おトイレとは反対側の場所に
何かが置いてある。
文庫本が…5冊に…、
無限に遊べるパズル…。
それから…常温だけど…
ペットボトルのお水…。

それから……良く分からないけど
綺麗な細工がしてある箱が1つ。

「箱…?でも…開かない…」

くるっと…その木の細工の箱を
一花がひっくり返すと、
そこには…付箋が貼り付けて合って。

恐らく直哉が書いたのであろう
走り書きがしてあった。

この箱の中に…
ご褒美が入ってるのだそうだ。

木の箱を振ってみると…
カタカタと小さな音がするから
中に何か入っているみたいだった。

箱を…手に取って…
別の角度から眺めてみるも…
蓋の部分が何処か分からない…。

「もしかして…スライド…させる?」

スライドできそうな場所を探すと
カチッ…と音がして、
動く場所があるのが…分かった。

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