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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第4章 直哉様のお土産

入浴を終えると
錦鯉の間…に
直哉様と一緒に向かった。

錦鯉の間…と言うのは、
あの…立派な錦鯉の襖絵が描かれている
10畳のこの屋敷の部屋の中では
そんなに大きくない和室の事だ。

この屋敷には…宴会が出来る様な
大きな大広間と、それよりは
少人数での会合にも
対応する事が出来る広間もあるが。

直哉様は…その広い広間よりも、
自分が食事を摂るのに
この…錦鯉の間を好んで使って居る。

調度品…はあれど…
家具らしい家具はないから。
直哉様が…寝起きする為に
使って居る私室はここではないのだろう。

最初に…私が…この屋敷に来た日も
ここで…直哉様の手でイカされてしまって
そのまま…寝てしまったのが…ここで。

昨日は…昨日で…、指でクリトリスを
散々弄られて何度かイカされた後に、
舌でクリトリスを舐めて…
クンニでイカされてしまって…。
そのまま…何度か…クリトリスで
続けてイかされてしまって…。

またしても…寝落ち…してしまった。
…と言う…記憶しかない部屋だ…。

錦鯉が描かれた
襖の前で直哉が足を止めて。

『お土産…ようさん買うて来たさかい。
今日は…それ使って遊ぼな?』

まるで…ペットだ…、
飼って居る猫にでも…
新しいオモチャ買って来たよ~って
言うみたいに…直哉様は
私の腰を抱いてそう言うと…。
さわさわと…その手をお尻に滑らせて
こっちのお尻を撫で回して来る。

『当然…やけど…、一花ちゃんは
こっちも…当然処女…やんなぁ?』

びくっと…直哉のその質問に
思わず自分の身体を硬くしてしまった。

私が処女で未経験なのは…、
最初に質問された事だけど。

こっち…と言いながら
ナデナデとお尻を撫で回して
グイっと…指をお尻の間に
直哉が差し込んで来て
グイグイと…お尻の穴の周囲を
指で押して…刺激して来る。

『で?どうなん?した事
あんのか無いんか、はよ…答ええや…。
こっちも…未経験なんか?って
俺は…聞いとるんやで?』

「……み…、未経験…です…ッ…」
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