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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第6章 もう1つのお土産
私の頬を…濡らした涙を
直哉様が指先で拭って
不思議そうな顔をしながら
こっちの顔を覗き込んで来る。
『どないしたん?一花ちゃん
突然、ホームシックになったんかいな?』
ふるふる…と一花が
自分の首を左右に振って。
大丈夫だと…直哉に伝えた。
「申し訳…ありません…。
……少し…昔を…、
思い出しておりました」
その声は…凛として
澄み切っていた。
『っと…一花ちゃんの
べっぴんさんの顔やら、
ええ乳も…俺の精液まみれなっとるし
中入って綺麗にしょうな』
そう言って…そのまま
脱衣場からお風呂場に入って。
直哉の精液で…汚れていた
髪やら顔やら身体も…綺麗に
直哉の手で洗われる。
「あの……直哉様…ッ…
じ…自分で…洗えます…のでッ…」
『俺が…汚したんやから、
俺が綺麗にすんのは当然やんか。
じゃあ…自分で汚した所は…
俺から見える様にしながら…
自分の手で…綺麗にして貰おか?』
直哉が…出した物で…汚れた場所は
確かに…直哉の手で綺麗にされた。
残っている場所…を自分の手で
綺麗にする所を…見せろと
そう命じられて…。
『そこ…使って貰うて、ええで』
と…直哉が一瞥したのは
ヒノキで出来ている浴槽の縁。
「………失礼させて…頂きます…」
このお屋敷は…直哉様の物なので、
その…浴槽に…汚れた状態のままで
腰を掛ける事に対して、
一花が直哉に一言断わりをいれると。
ヒノキ風呂の縁に腰を降ろして、
自分の両足を開いて。
両方を…乗せるのは…、バランスを
崩してしまいそうだったから。
片方を浴室の床に付いたままで、
片足を…上げて…縁に乗せて。
アソコを…直哉から見える様に開いた。
『はい…石鹸。使ってええで。
ええ匂いすんねん…この石鹸』
そう言って直哉が…
いい香りのする四角い
角のある石鹸の角の所で
クリトリスを…擦って来る。
「んんっ…」
『自分の手ぇで…泡立ててみてん?』
アソコに擦り付けた
石鹸の成分を…自分の手で
擦って泡立てる様に言われて。
泡が立ちやすい様にと…
直哉がこっちの手を濡らしてくれる。