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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第7章 直哉様とお出掛け
『せやけど…、
気持ちええなってもーても、
ここでは、大きな声は…我慢やで?
穴場スポットではあるけど、
この辺りも…京都で人気の観光地やしなぁ。
一花ちゃんが…ちゃ~んと、
大きな声…出すん我慢できたら、
後で…ご褒美…あげるさかいな』
そう言って…クリトリスに
当たっている部分の振動を
リモコンで操作して強くして来て。
ビクビクっと…口を押えながら
一花が声を押し殺す。
「んんぅ…んんん゛っ」
『声…必死に…抑えてんの…
ええなぁ、見とって…堪らん…わ』
耳元で…囁いて来て…
ベロンと…舌で耳元をなぞって来る。
その舌が耳から頸部を這いながら
進んで来て…また…直哉の唇に
自分の唇を塞がれてしまう。
「んんん゛――ッ!!」
自分でも…ビックリしてしまった。
キス…しながら…クリトリスを
刺激されると…こんなに…
気持ち良く…なるんだって…。
そのまま…あっという間に…
クリトリスを振動するオモチャで
キスをしながら刺激されて
一花はイってしまっていた。
『もう…イってしもたんかいな…。
ホンマに…一花ちゃんは
堪えのない…しゃーない身体しとんなぁ』
そう言いながら…ちゅぅっと
直哉が一花にキスをして来て。
そのまま…身体に回された腕で
ぎゅっと…身体を抱きしめられてしまう。
こんな…場所で…気持ち良く…
なっちゃ…だめなのに…。
ダメなのに…気持ちいい…ッ。
「んぁ…ぁっ、
申し訳…ありませんっ…、
な、…直哉…様ッ…
もう…これ以上は…んっ、お許しを…ッ
このまま…では…、んっ、
こ、声が…外に出てしまいますッ…」
『…もう降参かいな…。
ほんなら、…ちょっと…この辺で
お茶でも飲んで行こか?』
そう言われて…腰を抱かれながら
その細い路地裏水族館を進む。
その路地裏水族館の入り口にある…、
お気持ちを…入れるための
エサ代募金箱が…設置されているのだが。