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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第8章 先斗町のお茶屋
そうされて…あっという間に
気持ち良くなってイってしまって。
ブブブッっと振動するオモチャを
クリトリスに押し付けられて
押し付けたオモチャでズリズリと
クリトリスを擦られると。
「んあぁあぁっ…あぁっ
ダメッ…やぁ、ダメッ…ッ!!」
『そのまま…イってええねんで?』
「あっ、あっ…直哉っ…様ぁ
んあぁ、直哉様ッ、ああぁっ!」
『そうそう、ちゃんとイク時は
俺の名前…呼ぶんやで…?
一花ちゃんは、ホンマに
素直で可愛いし、ええ子やな…ぁ…』
「あっ、あっ、直哉様ッ…
んんぅ、あぁあぁあぁ――ッ!!」
そのまま…また…イってしまって…。
ジュブジュブと…指で中の
お腹側の壁の気持ちいい場所と
クリトリスを一緒に責められて。
外なのか中なのか…、どこなのか
どっちが気持ちいいのか…分からないけど
頭が真っ白になって、変になりそうで…。
それなのに…身体は…
直哉のする事に従順で…。
素直に気持ち良くなってしまって。
そのまま素直にイってしまう。
「あぁぁ、んんぅ…ぁああ、
あ、あ、あぁ、あ、あああああぁあんッ」
自分でも…何度目か…の
絶頂の後に…意識を手放してしまって。
気が付くと…
布団の上に…自分の身体があった。
ガバッっと…布団の上で身体を
一花が起こして。
寛ぎながら窓の外を眺めつつ
ちびちびと酒を飲んでいる直哉に
布団の上に額が付く程に頭を下げて
何度もごめんなさいを繰り返す。
『そないそない…に謝らんといてぇな。
俺が…一花ちゃんが、
あんまりにも可愛いらしいさかいに
ちょっと…手加減できんかっただけやさかい。
一花ちゃんは…なんも悪ぅないで?』
私がそうなったのは自分の所為なので
謝らなくていいと言われて。
『それに…丁度さっき
先生から電話あってな…、
前の用事が長引いとるから…
あっちで待っといて…って事らしいわ。
予定より…遅れとるみたいやで…。
せやから…終わった後に嵐山には行けへんけど……』