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Family Crossroads
第4章 踏み出す時
3対0で試合終了。子どもたち以上に応援の大人たちが盛り上がる。応援席の片付けが始まる中、山田正志が、佐藤夫妻と高橋夫妻に声をかけた。
「今日も私の家に来ていただけますね」
二組の夫婦は不安と期待が入り交じった表情ではあったが、
「伺います」
と答えあっていた。
サッカーチームの同級生の3家族が家族ぐるみの交流を始めてから半年になる。主に集まるのは山田家の住居だ。
今日も夕飯を食べながらサッカーの話題で盛り上がった。
7時を過ぎたころ、山田正志が子供たちに声をかけた。
「さあ、ここからは大人の時間だ。子供たちは2階で遊んできなさい」
「はーい。」子供たちは2階へと駆け上がっていった。
「今日も私の家に来ていただけますね」
二組の夫婦は不安と期待が入り交じった表情ではあったが、
「伺います」
と答えあっていた。
サッカーチームの同級生の3家族が家族ぐるみの交流を始めてから半年になる。主に集まるのは山田家の住居だ。
今日も夕飯を食べながらサッカーの話題で盛り上がった。
7時を過ぎたころ、山田正志が子供たちに声をかけた。
「さあ、ここからは大人の時間だ。子供たちは2階で遊んできなさい」
「はーい。」子供たちは2階へと駆け上がっていった。