パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 夫婦交換　山田正志と高橋美咲

立ったまま後ろから、こんな体位でしたのは初めてだった。激しいピストン運動ではない。押し上げられた子宮に、小刻みに振動が伝わってくる。ただでさえ大きすぎる亀頭が円を描くように膣全体を押し広げ膣壁の敏感な部分を刺激する。

　いったん抜かれた肉棒が、メリメリと音を立てるかのように、再びゆっくりと押し入ってくる。正志の指が敏感になった突起を刺激する。反対の手が、子宮を刺激するかのようにぐっと押し込まれる。

　こんな快感があることを初めて知った。頭の先からつま先まで痺れるような感覚。思わず声が出る。

　立ったまま向き合う形にされる。激しい抱擁とキス。方方の膝を抱え上げらるように持ち上げられる。倒れないように必死に正志の首に抱きついた。

　下から押し入ってくる肉棒。首を仰け反らせ喘ぐ。

　バスタブに手を付けさせられ、再び後ろから。

　立ったままのセックスにこんなにバリエーションがあるのだと感じている余裕などなかった。

　しらす知らずの内に、快楽の奈落に陥っていた。正志の動きが、徐々に激しくなっていく。最後の時を迎えようとしていることは美咲にも分かった。避妊具を付けてはいるのだが、一緒に絶頂を迎えたいと本能が叫んでいた。そして、人生で美咲が初めてのオーガズムを告げる言葉を無意識に発する中、正志が大量の精を放った。