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第6章 夫婦交換　山田正志と高橋美咲

浴室を出ても美咲の体は解放されなかった。むしろ、会瀬はまだ序章に過ぎなかった。

全裸のままベッドに連れていかれた美咲は、正志の指と舌で責められ続けた。一度逝きはじめた女体は、やめてという言葉と裏腹に快楽を求めて蠢いた。

正志の指に導かれ潮を吹いた。これもはじめてのことだった。

二度目の挿入は、騎乗位ではじまった。あまり経験のない体位だったが、正志に動き方を指示されると、スムーズに動くことが出来た。上下だけではなく、前後に、そして自分が気持ちよく感じるポイントを探ることをおぼえた。

様々に体位を変え、二人は交接を繰り返した。美咲は、幾度となく逝かされ記憶さえはっきりしないなか、再び立ちバックで正志の放出を受け止めた。