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不愛想な騎士団長から溺愛されるまで
第1章 不愛想な騎士団長
「ククク。」
スチュアートは、薄ら笑いを浮かべた。
「おまえ、ナターシャに惚れてるんだろう。」
えっ⁉
エドワードが、私を⁉
「だったらどうした?」
まさか認めた⁉
あのエドワードが、私を好きだなんて!
「残念だけどな。ナターシャの婿候補は、何も隣国である必要はない。」
「何?」
「この国から選ぶことだって、俺の父である大臣なら簡単さ。」
「おまえが、ナターシャの婿候補になると言うのか?」
エドワードは、スチュアートから手を離した。
「何の為に、俺を魔物退治から外したんだよ。未来の王家の為だろ。」
「……大臣になる為だろ。」
「大臣になる奴ならたくさんいるさ。それでも俺は必要だったんだ。」
スチュアートは、薄ら笑いを浮かべた。
「おまえ、ナターシャに惚れてるんだろう。」
えっ⁉
エドワードが、私を⁉
「だったらどうした?」
まさか認めた⁉
あのエドワードが、私を好きだなんて!
「残念だけどな。ナターシャの婿候補は、何も隣国である必要はない。」
「何?」
「この国から選ぶことだって、俺の父である大臣なら簡単さ。」
「おまえが、ナターシャの婿候補になると言うのか?」
エドワードは、スチュアートから手を離した。
「何の為に、俺を魔物退治から外したんだよ。未来の王家の為だろ。」
「……大臣になる為だろ。」
「大臣になる奴ならたくさんいるさ。それでも俺は必要だったんだ。」