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パパ活無法地帯 いただき!リリィちゃん
第3章 第2話 いただき作戦第一号 37歳億り人童貞おぢ クニオ登場
2人で料金1000円を払って貰ってクニオさんと観覧車に乗り込むと、真夜中の新宿の夜景が見えた。
こんなに素敵な夜景はいつかパパ活ではない素敵な男性と一緒に見てみたいと思ってうっとりしていると、クニオさんは黙って下を向いていた。
「クニオさん、どうしたんですか? そんな顔して……!?」
私が声をかけた瞬間、クニオさんは突然観覧車の座席を立つと私に正面から抱きついてきた。
一気に顔が青ざめた私だけど、ここは密室なので抵抗しようにも限界がある。
「ご……ごめんリリィちゃん。いきなり抱きついたりして怖かったよね」
「えっ……いえ、びっくりしましたけど全然平気ですよ。クニオさん本当に大丈夫ですか?」
クニオさんは私にセクハラをするつもりではなかったようで、はっとした表情をすると私の身体からすぐに離れた。
あくまで落ち着いているふりをして尋ねた私に、クニオさんは突然両目から涙を流し始めた。
「僕は、僕はこれまで人生でずっと孤独だったんだ。デイトレーダーをしてどれだけお金を稼いでも、ありのままの僕を好いてくれる人なんて一人もいなかったから。でも、リリィちゃんだけは今日僕に優しくしてくれた。それが本当に嬉しくて、胸がいっぱいになって、それで……」
「クニオさん……」
泣きながら一気に話したクニオさんに、私は笑顔を向けると今度は自分から彼の頭をDカップの胸に抱き寄せた。
「クニオさんは誰よりも優しくて素敵な大人の男性ですよ。私はクニオさんとデートすることしかできませんけど、いつだってクニオさんの味方でいますから。寂しかったらまたいつでも泣いてください」
「ありがとう、ありがとうリリィちゃん……ううっ……」
彼の背中に右手を回してよしよしと撫でてあげた私だけど、その時クニオさんは先ほどファッションビルで購入したネクタイをカバンから取り出していた。
そして……
こんなに素敵な夜景はいつかパパ活ではない素敵な男性と一緒に見てみたいと思ってうっとりしていると、クニオさんは黙って下を向いていた。
「クニオさん、どうしたんですか? そんな顔して……!?」
私が声をかけた瞬間、クニオさんは突然観覧車の座席を立つと私に正面から抱きついてきた。
一気に顔が青ざめた私だけど、ここは密室なので抵抗しようにも限界がある。
「ご……ごめんリリィちゃん。いきなり抱きついたりして怖かったよね」
「えっ……いえ、びっくりしましたけど全然平気ですよ。クニオさん本当に大丈夫ですか?」
クニオさんは私にセクハラをするつもりではなかったようで、はっとした表情をすると私の身体からすぐに離れた。
あくまで落ち着いているふりをして尋ねた私に、クニオさんは突然両目から涙を流し始めた。
「僕は、僕はこれまで人生でずっと孤独だったんだ。デイトレーダーをしてどれだけお金を稼いでも、ありのままの僕を好いてくれる人なんて一人もいなかったから。でも、リリィちゃんだけは今日僕に優しくしてくれた。それが本当に嬉しくて、胸がいっぱいになって、それで……」
「クニオさん……」
泣きながら一気に話したクニオさんに、私は笑顔を向けると今度は自分から彼の頭をDカップの胸に抱き寄せた。
「クニオさんは誰よりも優しくて素敵な大人の男性ですよ。私はクニオさんとデートすることしかできませんけど、いつだってクニオさんの味方でいますから。寂しかったらまたいつでも泣いてください」
「ありがとう、ありがとうリリィちゃん……ううっ……」
彼の背中に右手を回してよしよしと撫でてあげた私だけど、その時クニオさんは先ほどファッションビルで購入したネクタイをカバンから取り出していた。
そして……