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第17章 色違いのエッチな下着

「打ち合わせって何？」

まだ信じられない顔で美沙が俺を見る。

「さっきの奥さんの下着、見覚えないかな？」

「あっ！」

美沙が何かに気付く。

「無理無理……私は無理……」

美沙が首を振る。

この反応は想定内、俺はここから西条さんとの約束を果たすための説得を開始する……頭の中で何度もシミュレーションした説得作戦を実行する。

「奥さん、恥ずかしそうだっただろ？」

美沙の肩を抱いて小声で囁く。

「ええ、とっても恥ずかしそうだったわ……」

「奥さんだけ恥ずかしい思いをさせるのは、かわいそうだよね？美沙が仲間になってくれたら、奥さんも少しは楽になると思うんだよね……美沙が奥さんを見捨てる薄情な女なら無理強いはしないよ……俺が西条さんに土下座して謝るよ……」

「そんな……そんな……」

美沙が迷っている顔になる。