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美人ママは淫らな女神
第57章 そのまま動かないで
「ねえ……私は決めているのよ……あなたが最後の男の人だって決めているのよ……あなたは? あなたは私が最後の女だと思ってる?」

美沙が俺の耳の横で囁く。

「俺は美沙と違ってモテないから、思ってなくても美沙が最後だよ……俺を相手にしてくれる女性は他にいないから……」

「そういうことじゃなくて、あなたの気持ちを聞きたいの……私が最後の女だと思ってる? ねえ、思ってる?」

美沙が俺を問い詰める……どうしても言わせたいらしい。

「思ってるよ……美沙が最後の女だよ……美沙は俺の最後の女で俺の女神だよ……」

「忘れないでね……今の言葉忘れないでね……」

美沙が俺の背中に爪をたてる……「忘れたら許さない」という意思表示みたいに俺の背中に爪をめり込ませる……。
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