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溺れゆく調教の沼
第10章 最下層の格好
「首輪も革の方がいいかしら」
鍵でパチンと金属製の首輪が開き、代わりに革製の首輪をつけられる。美稀の目に前に南京錠を持って見せてから後ろでカシャンとかけられる。女性はリードを持ったまま、台を回した。この赤い円形は回転するのだった。180度近く回ったところで止められ、前を見ると三面式の鏡があった。
「鏡に映った自分をご覧なさい。しっかり見るのよ。」
美稀が恥ずかしくて目を逸らすと、いつの間に持っていたのか黒い一本鞭でお尻を素早く打った。ピシャーン!という音と共ともに痺れるような痛みが走り美稀は悲鳴を上げた。咥えたおしゃぶりのせいで、くぐもった唸り声にしかなっていない。
「アハハ、おかしいー」
そう言って女性は本当に面白そうに笑った。
「あなた今、何をされても何もできないのよ。立ち上がることもできないし、逃げることもできない。痛いということもできないし、ましてや逆らうなんて絶対に無理よね」
顔を近づけて、心底見下すように言った。
「私にすべてをコントロールされているのよ。」
嬉しそうに言ったあと、アイマスクを見せてきた。
「これはね、全頭マスクにワンタッチで装着できるの。あなたの視界さえも、いつでも私が支配できるのよ。アハハ、こんな格好みっともないったらないわねぇ。」
そう言われて美稀は涙をこぼした。
自分の惨めさ、こんなことは望んでいなかったはずだという気持ち、逃げたい気持ち、そしてそんな逃げたい気持ちとは裏腹に喜びに似たような説明のつかない感情があることもよけいに惨めさを感じていた。
「私に逆らう気持ちは湧いてこないと思うけど、このままいつまでも最下層じゃ辛いでしょう?だって犬以下ですもの」
犬以下?と思ったと同時に軽く蹴飛ばされてひっくり返されてしまった。
「犬以下なのよ。だってあなた、自分で四つん這いの恰好にもどれる?」
美稀はハッとして寝返りを打とうとした。手足の間にあるバーが邪魔をしてなかなか横にもなれない。じたばたしている美稀を見下ろして、女性はおかしくてしょうがない様子である。
「ね?犬以下でしょ?このまま私がいなくなったらどうなると思う?あなた、一生このままよ。」
そう言われて美稀は必死に起き上がる努力をした。
女性は腰を持ち上げて軽々と美稀を元に戻した。
「私には絶対に服従しなさい。それしか生きる道はないのよ。」
言われて美稀はまた涙を流した。
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