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溺れゆく調教の沼
第11章 女性たちの階級
最下層の獣、犬以下と言われ涙する美稀に容赦なく鞭が飛んできた。
「さあ、犬様の見学に行くわよ。」
そう言われてリードを強く引かれ、自由にならない手足でなんとか少しずつ進んだ。
「遅いわねぇ。犬様ぐらい進めたらいいのにね。」
犬様・・・わざと何度も言われている気がした。まるで犬の方が偉いのだと言いきかされているようだった。進んだ先のドアを開けると、そこにはその女性と同じような女性たちがいた。でも、来ているスーツのデザインや色が違う。美稀を引いている女性は白で露出が多い。しかも、その部屋に入るときには深々と礼をした。その礼に対して軽く頷くだけの女性たちは、赤のスーツで露出は彼女よりは少な目だ。
「私も早く犬を飼って躾ができる身分になりたいのよ。あなたの出来が悪いと私にも迷惑がかかるの。だから私のために一生懸命教育を受けなさい。わかったわね?」
美稀は理解した。女王様のような女性たちにも階級があるのだ。この女性は凜々花様ではないのだ。
「あなたが私の名前を呼ぶことは無いのだから教えないわよ。」
まるで心の中を見透かされたように低い声で言われた。
赤の女性たちは犬の名前を呼び、近づいてきた犬に足を舐めさせたり餌を与えたりしていた。散歩をしてもらっている犬もいれば、ケージに入って大人しくしている犬もいた。美稀達など視界に入っていないようだった。
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