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溺れゆく調教の沼
第13章 見えないなかで
「あ、忘れてたわ」
女性がすぐに戻ってきて美稀の顔を覗き込んだ。
「今度は何も見えない方がいいわね」
そう言って前に自慢気に見せていたアイマスクをパチンパチンとつけて行った。
視界さえもコントロールできるのよという言葉が美稀のなかでこだまする。
何も見えない。その代わりに耳の部分はチャックを開けられた。そこにバターも塗られた。
犬が近づいてくる音がする。
突然、耳を舐めてきた。
おそらく雌犬なのだろう。温かい舌で執拗に舐めてくる。息づかいが耳の中に大音量で入ってくる。ピチャピチャと舐める音が美稀の全身に響く。
アアァーーーーー!!!
先ほどまでとは違った叫び声を上げる。実際には叫び声にすらなっていない。違って聞こえているのかもわからない。でも、美稀の反応はあきらかに違った。自分はそれに気づいている。気づきたくはない。体が揺れる。
そこで犬は飽きて行ってしまった。

また犬が来た。ペロペロと美稀の左胸を舐め始めた。バターを味わっているのか、上下に大きく舌を動かすが乳首を吸ってはくれない。知らぬ間にもう一匹の犬が右の胸を舐めていた。
アァ、そこじゃないの、乳首を・・お願い!
心の中で犬にお願いしてしまっている
イヤァーーーーーーー!!
否定する気持ちと求める気持ちが交錯して悲鳴を上げるが誰も聞いてはくれていない。
バターを味わうと、2匹ともいなくなってしまった。

手足をバタバタさせる美稀の鎖やバーがカシャンカシャンと鳴る。その音だけが部屋の隅で孤独に響く。遠くで犬や飼い主の声がしているが、今の美稀の耳には入ってこない。耳には先ほど舐められた感触だけが残り、悲しいほどにまたそれを求めている。

咥えているおしゃぶりから滲み出てくる液体のおかげで口の中が乾くことはないが、そろそろ異変が出てきていた。ムズムズする。体が異常なまでに快楽を求めていた。お願い、乳首を吸って!このままじゃ耐えられない。自分でどうにかしたくて、手足が動きっぱなしになっている。
カシャン、カシャン、カシャン

突然、アソコを舐められた。
また舌を上下に動かしている。犬は美稀を舐めているのではない。バターを舐めているのだ。アソコのまわりを舐めて味わっている。
お願い!お願い!そこじゃないの!!!
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