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溺れゆく調教の沼
第17章 誰か私を!
時間だけが過ぎてゆく。犬と飼い主には私たちなど眼中にない。遊んでもらったり、散歩をしたり、お仕置きをされたり、ご褒美をもらったり・・
美稀は放心状態で、ぼんやりとその様子を見ている。薬の効果と犬のお仕置きやご褒美に時々たまらなく体がうずく。ああ、手が自由に使えたなら。そう願うがどうしようもない。
何か粗相をしてお仕置きされている雄犬がいた。鞭で打たれてキュイーーーーン!!!と悲鳴を上げている。
隣のケースに入っている男が、急に腰を振り始めた。前面のガラスに手をつけて起き上がろうとしている。もちろん無理なのだが。荒い息づかいで腰を懸命に振っている。雌犬が近づいてきた。飼い主が「どうしたの?」と聞いている。雌犬は、ケースのガラスに手をつけて男と目を合わせている。クーンと鳴きながら飼い主を見上げてクルクル回る。おねだりしているのだろうか。
「あら、これが欲しいの?仔犬にしてみる?」
そう言われて雌犬は尻尾を振りながら大喜びして飼い主の足下に甘える。
前の女のときと同じように、白いスーツの女が深々とお辞儀をして男を連れ出して行ってしまった。
そんな!!!!!
美稀は焦った。なんとなく、男は美稀より先に連れて行かれることはないと思っていたのだ。隣もその隣も空になってしまった。
さらにその隣と向こうには女らしきものが見えるが、ガラスが曇っていて確認できない。
正面のガラスはおそらく曇り止め加工がなされているのだろう。はっきりと犬たちや飼い主の様子が見えた。
美稀は絶望のなかでただただ外の様子を眺めるしかなかった。

時間だけが過ぎてゆく。


向こうのドアが開けられ、犬たちがどよめいた。
赤いスーツの女性が、「新しい仲間の紹介よー」と声を上げた。
新米らしき雌犬は小刻みに震えている。
女性が一番大きなケージから、とても体格の良い雄犬を出した。堂々と歩いてくる雄犬が新米犬の前で止まる。新米犬は、雄犬のお尻を嗅ぎなんと舐め始めた。そして雄犬の前に行くと仰向けになりお腹を見せて左右に体を揺らした。雄犬は「ワン」と吠えた後に雌犬の口元に性器が届くように移動した。雌犬は美味しそうにしゃぶる。時折満足そうな鳴き声を上げながらしゃぶり続けた。
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