この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺れゆく調教の沼
第18章 仔犬訓練所での準備
部屋を出て少し進み、大きな扉を開けたところに仔犬訓練所らしきものがあった。ドッグランのようなスペースもある。
入って左側には浴槽が人間一人(犬一匹なのか?)が入るのにちょうどよいヨーロッパ風の浴槽が3つほど並んでいた。そして驚いたことに作業服を来たおじさんが3人いた。女性がそのうちの一人に美稀を引き渡す。
「新入りか。まずはシャンプーだぞー」
と、まるで本物の犬を扱うように美稀の頭を撫でた。
全頭マスクが外され、手足の間にあったバーも外された。
「濡れちまうから、一旦全部外すぞー」
と言いながら美稀を全裸にすると軽々と持ち上げて泡だらけの浴槽に入れた。
スポンジで丁寧に洗い、ヒョイと抱いて隣の浴槽へ移す。隣の作業服のおじさんもスポンジで洗う。今度は泡を流している感じだ。そしてまた、ヒョイと次の浴槽へ。今度のお湯は良い香りがした。頭にも何度かそのお湯をかけ、香り付けをしているようだった。
「よし、大人しくしてろよー」と言いながら、浴槽から出してふわふわのタオルで体を拭き上げてくれる。そしてドライヤーで髪も乾かしてくれる。美稀は何も拘束されていないのに、さっきまでの姿勢を崩さない。身体が覚えてしまっているのか。
担当の女性が待ち構えていて鏡の前でマスクをつける。今度は耳がついている!?黄色と黒のツートンカラーだが、まるで本物の犬のようだ。でも、鼻から下は自由だ。首輪は黄色くて先ほどまでのものとは全然違っていた。本当に犬用のものなのだろうか。手枷も足枷も黄色だ。首輪から手枷まで、少し短めの鎖で繋がれる。足は少し長めの鎖で繋がれ、さほど不自由は感じない。なぜ手だけ短いのか。上手く四つん這いになれない。仕方がないので肘まで床につく「伏せ」のような格好になる。
「うん、仔犬ちゃんらしくなったわね」
と女性が言う。
「仔犬のうちは名前が無いの。おまえはキュウよ。わかった?」
キュウ?あ、9か。番号なんだ。と美稀は考えながら「ハイ」と言った。
柔らかいムチがお尻に飛んだ。
「たまに人間の言葉を真似できちゃう犬がいるのよね。ダメよ!真似したら口枷をされちゃうのよ!わかった?お返事はワンでしょ」
と、今までとは違うトーンで可愛らしく諭された。美稀は慌てて「ワン」と言う。
「よし。良い子ね。まずはミルクをどうぞ」
と皿にミルクを出された。
/28ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ