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人見知り巨乳女子とロールキャベツ系整体師の恋
第4章 綾子は虐められる

んっ…!
急に強く胸を掴まれ、思わず声が出てしまった。
もみ…もみ…もみ…
その手は全く遠慮することなく、綾子の左胸を大きく回すように揉みしだいている。
はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…
綾子は自身の顔の左側に、興奮したような鼻息の男性が立っていることに気が付いた。
「久しぶりだね…」
突然、その男が口を開いた。
綾子は驚きと激しい嫌悪感で鳥肌が立つのが分かったが、もちろん声を上げることも逃げることもできない。
「しばらく来なかったよね………
はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…………
少し見ない間に……はぁ…………
またおっぱい大きくなったんじゃない?
…たくさん揉んであげるからね…」
誰かこの男の言葉を聞いてないのだろうか。
そもそも、この行為に周りの人は気付いていないのだろうか。
電車扉のガラス窓越しに、自分の背後を確認するが、社内の誰もがいつも通り、静かな通勤時間を過ごしていた。
尻を触っていた手が、綾子のスーツスカートをたくし上げる感じがした。
それと同時に、左胸を激しく揉んでいた手は、ブラウスの第二ボタン、第三ボタンを次々と外し、綾子のむっちりとした谷間に指を挟んで楽しんでいた。
慌ててブラウスのボタンとボタン穴の部分を引き寄せるが、バッグを持っていない片手だけだとそれが上手くできない。
それをあざ笑うかのように、男の硬い手は綾子の谷間に挟まった指を動かし、両方の胸をぶるぶると振動させている。
スカートをたくし終えたもう片方の手は、ストッキングの上から彼女の股の中心を執拗に指でなぞっていた。
綾子はただひたすら、降車駅に着くのを待った。

