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人見知り巨乳女子とロールキャベツ系整体師の恋
第7章 疼きを鎮めるための行為
ひとまず、震える彼女を施術台に座らせる。
二人っきりの密室の中、余裕のなさそうな半泣きの表情でこちらを見上げる彼女を、この場で無理やり押し倒そうとしない自分の精神力を大樹は我ながら見直した。
「えっと…
たぶん生理とかじゃない気が…」
下心に負けて騙すつもりはないので、どうか犯罪者扱いしないでほしいものである。
まぁ、間違いなく下心はあるのだが。
大樹は綾子の胸の前で組まれた腕をほどき、施術台の、彼女の尻のやや後ろ側に手をつかせた。
そうすると、もともと主張していた綾子の胸はより強調され、真上から照らす電灯によって乳首の形まで分かるくらいだった。
ゴクン―
大樹は無意識の内に唾を飲み込む。
綾子の表情を確認すると、彼女はぎゅっと目を瞑り、大樹の動きを待っていた。
あぁ、この子はなんでこんなに俺の加虐心を煽るんだろう…
おそらくこの先無いであろう、真野綾子をめちゃくちゃに抱きしめる機会をここで諦める決意をするのに、大樹の脳みそは数秒をかけた。
「乳首が痛いんですか?」
綾子の反応を伺いながら、彼女の施術着のシャツの裾を指で摘んだ。
そこでふと我に返り、確認する。
「あの…嫌だったらすぐ言って欲しいんですけど、見てみてもいいですか?」
ブンブンブン!
と強く首を横に振る彼女を見て、そりゃそうだと言わんばかりに素直に手をおろした。
そうして、今度は許可を得ないまま、綾子の右胸に触れてみた。
「んぅっ…!」
綾子の苦しそうな声は、大樹にとって興奮する材料にしかならない。
彼女が拒否しないことを良いことに、今度は両手で彼女の胸を持ち上げてみる。
思っていたよりずっしりと重く、職業に関係なく肩こりがひどそうだな、と冷静に考えていた。
そして、彼女が異変を訴える乳首は、たしかに大樹の手のひらを押し返すように起立し、肥大しているかのように主張している。
薄い施術着の向こうに、綾子の、大きさの割に良く形を保っている乳房と、持ち主の意に反して主張をする乳首があるのだと思うと、すでに硬化していた大樹の股間はより一層大きくなろうとする。
その時、大樹の視界の下の方で、綾子がそっと手を動かし、彼女自身の股に触れていることに気が付いた。
さっきよりも範囲の広がっている股の間のシミに触れると、困惑した表情で彼女はこちらを見てきた。