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人見知り巨乳女子とロールキャベツ系整体師の恋
第2章 綾子は初めての整体を受ける



院内には施術室が2つしかない様子だったが、施術室自体は思っていたより広かった。

真ん中に施術台が置いてあり、部屋の奥は荷物を置くためのかごと、デジタル時計の置いてある白いミニテーブルが並んでいた。


かごに通勤バッグと、先ほど購入した古本が入ったビニール袋を入れると、施術台に置いてある茶色い施術着に目をやった。


相原は綾子を案内した後、
「着替えが終わった頃に来ます」と伝え、部屋を出た。


綾子はいそいそと服を脱ぎ、施術室の入口側にあるロッカーに脱いだものをかけていく。

整体を利用したことがなかったので、こういう場合、下着はどこまで脱ぐものなのか分からず、ブラジャーのホックに指をかけたまま、数秒考えた。


綾子は、自分自身に色々とコンプレックスはあったが、Hカップの豊満な胸もその一つだった。
仕事着のブラウスのサイズは胸に合わせると袖が長くなるし、勤務先の営業社員には「ハピネスカップ」とよくからかわれている。
(綾子は知る由もないが、独身の男性社員の殆どが綾子をオカズにしている) 


男性からの目線には最近ようやく慣れてきた気もするが、たまに女性でもまじまじと見てくることがあり、そういう時は更に恥ずかしく、少し悲しく思っていた。

とはいえ、さすがに整体の施術師は女性が良かったが、営業終了間近に入った身でわがままは言えない。


整体の施術を受けている間、ブラジャーのワイヤーが胸に当たることを想像し、覚悟を決めて、ホックを外した。
汗ばんだ白い双丘が、ぷるん、と現れた。

Hカップはぶら下げているだけで肩こりの原因となっていたが、ワイヤーの入った布の抑圧がなくなるとずいぶんと楽になる。

んーーっ
と、両腕を上に上げ、ショーツと施術着の半ズボンだけ付けた身体を伸ばした。

ロッカーの横に置いてある姿見に映る綾子の姿は、平均的な肉付きの腹や脚に比べ、胸の膨らみだけが異様に目立つ。
そして、暖かみのある黄色い室内灯に照らされたその丸いふたつの膨らみには、青紫色の血管が浮き出て生々しかったが、本人は全く気にしていなかった。


裸の上に施術着を被り、施術台に座って相原を待った。

クーラーの効いた院内は、施術着のみだと少し肌寒かった。
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