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人見知り巨乳女子とロールキャベツ系整体師の恋
第3章 綾子は疼きを鎮めてもらう
「真野さんって…
イッたことありますか?」
相原は綾子の顔にかかった髪の毛を除けながら訊いた。
意図せず22年間処女を貫いてきた綾子は、
「ない…と思います」と正直に答えた。
「一回イクと楽になるかと…」
相原はそう言うと、今度は両手で綾子の胸を揉み始めた。
ぎゅむ、ぎゅむ、と施術着もろとも綾子の胸は柔らかく形を変えていく。
ジンジンジン…!
「あっ、待って……ください………」
乳首のはち切れそうな鈍痛に恐怖し、咄嗟に相原の左手首を掴んだ。
ジュクジュク…と股の間から粘性のある液体が出るのが分かった。
「あの!
こうされると…変になるんです…」
綾子の涙目は、さっきから相原のせいなのだと言わんばかりに、訴えるような目つきになっている。
しかし相原はどこか嬉しげとも取れる表情で、綾子を見下ろしている。
「少し我慢してもらって、一度強い感覚が来るので、そのあとスッキリしますよ」と、綾子に左手首を掴まれたまま両手を動かす。
「んっ……まって……まって………
いやぁ……あっ………んぅ………」
今まで聞いたことのない自分の声が耳に入り、思わず口を手で覆う。
しかしそれでも声が漏れているような気がして、相原の手首を離し、両手で自分の口を塞いだ。
「声出していいのに」
相原はそう言うと、綾子の目の前に、自分も施術台を跨ぐ形で座り、「これは気持ちいいんですか?」と、確認した。
気持ちいいのかと訊かれると、
頭がおかしくなりそうなくらい気持ちよかった。
コクン、と頷き、相原の反応を見る前に再度ぎゅっと目を瞑った。
んふっ…………ふっ…………ふっ…………
と、両手の隙間から激しい息遣いが漏れてしまう。
心なしか、相原の吐息が聞こえたような気がするが、自分の息遣いと勘違いしたのかもしれない。
薄目を開けて彼の顔色をうかがうと、やはりどことなく楽しそうな、面白そうな表情でこちらを観察していた。
「あの…」
綾子はくぐもった声を出した。
「はい?」
相原は綾子の声を聞き取ろうと、前かがみになって顔を近付けてきた。